Vtuber講座を作成中です
皆さまこんにちは。アポロ・プロダクションスタッフのKです。
現在アポロでは、Udemyで公開する、Vtuberとして配信や投稿を始めたい方向けの講座を制作中です。今回はその制作の様子を簡単にご紹介いたします。
1.構想
講座動画を作成するときは、はじめに全体の構成を考えます。どんな内容を盛り込むか、どの順番で伝えるか、制作スケジュールや担当はどうするか。必要な素材やソフトなどもここで確認します。今回は盛り込みたい内容が多かったため、前編後編に分けて編成することにしました。
2.モデリング
今回の講座ではサンプルとしてVtuberのモデルを配布し、実際に操作してもらいながら説明する手法をとっています。そのために、オリジナルのモデルを内製で制作しました。

こちらのモデルはアポロ・プロダクション公式Twitterにて一足先にお披露目しています。どんな動きに仕上がったのかは、ぜひ下のリンクからご覧ください。
3.台本作成
始めに決めた構成に沿って台本を制作します。今回はVtuberキャラクターが説明役だったので、キャラクター用の台本を作る必要がありました。簡潔に、かつVtuberらしさを保って説明するにはどう伝えたら良いか、どんな台本にしたら収録や編集が進めやすいかなどを考慮し、受講者側にも制作側にもわかりやすい台本になるよう努めました。
4.収録
台本をもとに、音声の収録をします。今回はアポロ・プロダクション機材室で収録を行いました。
音声が収録できたら、それに合わせてVtuberモデルの動きや実際の操作画面を録画します。モデル部分に関しては、VtubeStudioでオリジナルモデルを動かし、グリーンバックの状態でOBSにて録画を行いました。
5.スライド・素材制作
収録と並行して、動画に使うスライドや素材を作成しました。ロゴなどを除くほとんどのイラストや背景を一から制作しています。スライドや機材のイラストを作る際は、詳しい内容は音声での説明に任せ、なるべく画面内の情報量を減らして直感的に理解できるよう心がけました。
6.動画編集
音声、Vtuber部分の動画、操作画面の録画、スライドなどを構成に沿って組み合わせます。動画の大部分を音声収録後に撮ったことによってカット編集が少なくなり、比較的短時間で編集することができました。Vtuberモデルのクロマキー抜きはAdobe Premiere ProのUltraキーを使って行っています。
以上、一例ではありますが、Udemy向けに制作している、Vtuberとして配信・動画投稿を始める方法についての講座の制作手順をご紹介しました。
今回ご紹介した講座前編は、Vtuberのモデルを動かすまでの操作に焦点を当てており、Vtuberって何?という基礎から実際に必要な機材、綺麗にモデルを動かすコツ、ソフトの便利機能などの応用までを扱っています。講座本編はアポロ・プロダクションのUdemyページで近日公開予定です。
詳細は後日Twitterなどでお知らせいたします。Udemyでは今までにも配信や音声、番組制作に関する講座をアップしていますので、ぜひご覧ください。
アポロ・プロダクションUdemy
https://www.udemy.com/user/aporopurodakushiyon/
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